ヴィニョーブル・クリュール　/　ラング・オー・シャ　2015 [8814]

VIGNOBLE KLUR / LANGUE Ô CHAT 2015
フランス アルザス
品種：？？？

ナチュラル

ビオディナミ

無添加




（以下 インポーター資料より）

葡萄 ；非公開　　
平均樹齢：50年　

畑・土壌：ヴィネック・シュロスベルグ。花崗岩　

栽培：ビオディナミ　
植密度：5,000本/ha　収穫：手摘み

醸造：熟成：ブドウを4時間かけて空気で圧搾。

24時間静置したあと天然酵母で自発的発酵。

9月までシュール・リーで熟成
2016年9月に瓶詰め　

アルコール度数：13.50％　

ここでクエスチョン。この白ワインは複数品種でできています。味わって、考えてみて、それらが何であるか教えてください。

溌溂として緊張感がありながら、ボディと長い余韻もあります。
花崗岩により複雑性と優美さがもたらされています。

カッツェンタールは「猫の谷間」という意味になります。わたしたちはなぞなぞが好きです。

フランス語のことわざで、なぞなぞの答えが出せなくてヒントがほしいとき「ねこに舌を与える（直訳）」と言います。

というわけでこのワインに使われている葡萄を当てていただきましょう。

このワインの生まれ：すべての葡萄が特級畑ヴィネック・シュロスベルグの区画で作られています。

雲母からなる花崗岩、南向きの区画。繊細にして優美、ミネラリティがテロワールを映し出しています。

ストーリー：混植混醸によりテロワールの性格を最高に表現するとともに色彩的効果を加えることでさらにいっそうテロワールが際立ちました。

品種の比率は等しくはないのです。飲んで当ててみてください！

楽しみ方：少しくせのある料理に合います。焼き魚、柑橘系、タジン鍋、白い肉など。



胸をすくような美しいぺトロール香、甘く熟したパン・デピス、ナツメグ、シナモン。
透明感のある外観からも、明らかに最終形となるKlurとは異なりますが、これはこれで凄い。
舌に絡みつくようなエキスに、求めると切なく引いていくような愛らしさ。
2015年とは言えまだまだ瑞々しく伸びやか、わずかな残糖が果実を立体的に見せる。
大きなスケールながら高圧的ではなく広がるような余韻。
この広がるような余韻に空気感を加えたものが近年のスタイルだが、これはこれで傑作。