ドメーヌ・シャルル・フレイ　/　ルヴェ・ル・ヴォワル　N.V. [7085]

DOMAINE CHARLES FREY / LEVER LE VOILE N.V.
フランス　アルザス
品種：シルヴァネール 75％　ピノグリ 25％

ナチュラル

ビオディナミ



酸化熟成をさせたワインではありますが、フロール感少なく、ほんのり白カビ系のチーズの香りがあることで、そっち系のワインであることがわかります。

ワインのバランスは良く、大人びた食中向けの白ワインです。




（以下 インポーター資料より）

発酵後、酵母の膜（フロール）とともに熟成。熟成は、ソレラシステムを使用し、2020〜2022ヴィンテージのシルヴァネールと2021ヴィンテージのピノ・グリ（共に旧オーク樽を使用）をアッサンブラージュして瓶詰め。

※ソレラシステム…三大酒精強化ワインの1つであるシェリーを造る際に用いられる独自の伝統的なブレンド技術。古い年数の順に3〜4段積み重ねられ、一番下の樽（ソレラ）からボトリングしていきます。ソレラの減った分は、二段目の樽から継ぎ足しをしていき、三段目以降も継ぎ足していきます。この技法によって毎年安定した品質のシェリーが出来ます。また、樽の中には酵母の膜（フロール）ができており、それにより独特の風味が生まれます。


明るい黄金色。
洋ナシ、リンゴの果実香、蜜のほんのり甘やかな香りにハーブ、ナッツのアロマ。
グレープフルーツやライムのような柑橘系の果実味。
柔らかいアタックから円みのある酸を感じ取れる。
余韻にはほんのりと膨らみのある果実味が残ります。


ドメーヌ・シャルル・フレイについて：

アルザスの北から13番目のグラン・クリュ“フランクシュタイン”を産する、小さい村のダンバッハ・ラ・ヴィルにドメーヌを構える家族経営の小さなドメーヌです。

フランクシュタインは、6億年以上前の優れた花崗岩を多く含む土壌構成となり、日当たりも良く恵まれた条件を持つグラン・クリュです。

第二次世界大戦争後より祖父のJoseph Frey(ジョセフ・フレイ)が瓶詰めを始め、息子Charles(シャルル)、そして孫であり現オーナーのDominique(ドミニク)へと伝統が引き継がれております。

ドメーヌのポリシーをワンフレーズで表現するなら『テロワールとワインを守る』とドミニクは語ります。

1997年よりエコセールに従い有機栽培を始め現在はビオディナミに変更しました。

植物、土壌、月などの緊密な関係に対し植物性、動物性、ミネラル性の成分で造られた※プレパラシオンを使用しております。
このプレパラシオンは播種暦に従い特別なリズムで必要の際にだけ使用しており、テロワールの生物学的なバランスを保ち、収穫された葡萄の味がそのままワインの味になるよう努め、上品で複雑な味わいのワインを産み出しております。

※プレパラシオン
ビオディナミでは化学薬品や化学肥料を使いませんが「プレパラシオン」と呼ばれる調合物が畑に散布されます。
自然の草花や鉱物を牛糞を合わせて牛の角（メス限定）に詰め、土の中に半年ほど寝かせたものなどを使用します。
プレパラシオン使用のタイミングや農作業、剪定の日などは月が黄道十二宮のどこを通過するかや、地球の公転面など天地占星的な要素を取り入れた播種暦(通称ビオカレンダー)に基づいて行われます。