パーチナ / ラ・マレーナ 2015 [3230]

パーチナ / ラ・マレーナ 2015 [3230]

販売価格: 4,030(税別)

(税込: 4,433)

数量:

商品詳細

PACINA / LA MALENA 2015
イタリア トスカーナ
品種:シラー 主体 チリエジョーロ

ナチュラル






(以下インポーター資料より)

パーチナ(ステーファノ & ジョヴァンナ)について:

パーチナは900年代には修道院だったところで、シエナに住んでいたジョヴァンナの曾祖父が屋敷を含む60ヘクタールにも及ぶ地所を購入します。
ジョヴァンナの父は、かつては普通に行われてきた農業の形態の重要性を説き、それをパーチナでも実践します。森を残し、耕作地全てをブドウやオリーヴ畑にするのではなく、穀物など様々な作物を育てることでパーチナという地所内でのモノカルチャーを避け、広大な土地を利用して常に休閑地を設けることで、地力の回復を図り・・・つまり、ブドウ畑だったところを数年、もしくは数十年は休閑地もしくは他の作物用の畑として利用した後に、再びブドウ畑として以降数十年は利用して、また休閑地にして・・・ということをやっていたのです。

キャンティの某有名ワイナリーで醸造家として働いていたミラノ出身のステーファノは、当時同僚だったレ ボンチエのジョヴァンナ モルガンティを介してジョヴァンナ(パーチナの。ややこしいですね)と知り合い、2人はのちに結婚します。その後、別の大手ワイナリーで醸造部門の責任者として働いていたが、経営体質に嫌気が差し、このワイナリーを去ることにします。
彼自身、それまではビジネスとして、”売れる”ワインを醸造してきたわけですが、醸造家という立場にありながら、パーチナで行われている農業のあり方に非常に共感を覚え、そのブドウでワインを醸すことを決意します。それまでは、量り売りないし桶売りしていたワインを1987年からボトリングを開始します。

醗酵はセメントのタンクで行い、乳酸醗酵が終了するまでそのまま静置されます。キャンティ用のワインはその後大樽ないし、500lサイズのトノー樽へと移されるのですが、ウナギの寝床のような地下セラー、地面はいわゆる”たたき(三和土)”で、粘土に石灰を混ぜて叩いて作ったもので、昔のまま。

現在では、年によって5-6種類のワインを生産しています。
キャンティ コッリ セネージが彼らにとってのフラッグシップ的なワインにあたり、生産量の7-8割を占めています。