ロックス・オフってどんな店?
 

当店は、ワイン&リカーズと冠を付けていますが

ほぼワインしか売っていないワインショップです。


 

(店頭小売がほとんどで 業務店卸とインターネット販売を細々とやっています。)


 

そして

店主である若林が体(肝臓)を張ってセレクトしたワインが並んでいるワインショップです。(笑)


 

運営上の感覚では

お客様が欲しいワインを並べている訳ではないです。

(ただし 常連の方々には 出来る限り 各々用の仕込みをして差し上げています。)


 

推している造り手のものであっても 

良くないと思ったものは

仕入れてません。

(ヌーヴォーなど 味見の出来ない類のワインは、

超能力者ではないので 勘弁してください。(^^ゞ  )


 

そのものが良いか悪いかの判断を

完全にお客様に任すといった売り方ではなく

オススメするにあたり ロックス・オフのフィルターにかけ

出来るだけ根拠のある品揃えにしたいと思っています。


 

例えば

ブルゴーニュのワインなど 造り手の名前で売れるワインは、どんだけイケてなくても

造り手やヴィンテージが非難されて終わる事が多いですが

名前だけで 仕入れて売ってる店も 十分 悪いと思います。

なかなか難しい事ですが

ワイン流通業者的なお店は、ともかく

まともなワイン屋としては、とても恥ずかしい事のひとつであると考えます。


 

年間のテイスティングの種類が、数千種に及ぶ中から選んでおりますので

お客様が欲しいワインより ロックス・オフが良いと認めたものが優先されます。


 

個人的な好みは当然ありますが 

質、筋が良いと思うワインは好みと関係なく 

積極的に入れていますので 

偏りの激しい店ではない方だと思います。


 
 

ワイン自体のラインナップ

1000円を切るデイリーワインから 現実的な(?)価格の 所謂 高級ワインまで

そして ニューワールドからナチュラル(自然派)ワインまで

比較的幅広いラインナップで 品揃えをしています。

(注:ホームページ上に 2000円以下のワインは、あまり載せていません。)


 

特に力を入れているのはナチュラルワインと呼ばれる自然な造りのワインで 

専門店のつもりで やっています。www


 

したがって

フランスのワインが多いです。 続いて イタリア、スペインなどなど

8割近くは、ヨーロッパのワインかもしれません。


 

ニューワールドは、アメリカ以外 比較的デイリーが多いです。


 

ナチュラルワインでなくても

亜硫酸の添加量が多すぎるワインや その他ケミカル系添加物の入ったワインは、

気をつけているつもりです。


 


 

哲学的なもの

ワインショップとして もっとも気をつけているのは 

店内の温湿度管理と ロックス・オフに来るまでの状態です。

セレクトする行為は、

ワインを健やかに置ける環境があり

輸送がきちんと温度管理されているか という前提条件の上に成り立っています。

(人気のあるワインであっても 缶詰と一緒に 常温で運んでくるようなインポーターのワインは扱えないということです。)


 

良いインポーターと取引しているのに

店が酷いとか

店は素晴らしいのに 扱っているワインが、悲惨とか

まぁ 結構 目茶目茶な世界であったりもします。


 

ワインは産地からの輸送、保管する環境さえ良ければ

あとはセレクトだけです。

管理面に関しては

歴史が無い分 ワインの状態だけは負けない店作りをしたつもりです。

また 設備的に最初からナチュラルワインを売る為の店として

理想のセッティングが出来たのも

うちのポイントとして挙げられるかもしれません。


 

(お金持ちではないので 身の丈にあった規模でやっております。)


 


 

私達のサービス

ワインを選別し 

良い状態で お客様にバトンを渡すように 引継ぎ 

飲み方等のアドバイスをする事です。 

値引きして スーツ着て 無駄にペコペコするのがサービスではないと考えています。

そういう店員サービスが、お好きなら うちは、向かないと思います。


 

また お客様であったとしても ある意味容赦しない店です 

(間違っている事に対し 訂正を加える事に躊躇しません。)


 

「シャルドネの赤 くれ」と言われて 

ヘラヘラ 「今 ありません」なんて

サービス業のソムリエなら言うかもしれませんが

我々は、「緑の皮のシャルドネから赤出来ると思いますか?」と

お連れ様が、いらっしゃても 余程の事情を察しない限り

バッサリいきます。

(今時は、オレンジワインならあるという答えになりますが・・・w)


 

過去 お怒りになられた方も何人かおられますが

一生 恥かくか ここで矯正されるかです。


 

また 我々のような店に来て 大口叩いても しょうがないです。

 

よく通われていらっしゃる お客様方を見ていると 体感的には 

ワインに とても精通し 状態の悪いワインが嫌いな、経験豊富な方と 

あまり知識や経験のない ワインが、ただ好きな方には ハマりいい 店のようです。


 

スーパーでワインを買うのは論外ですが

銘柄を追っかけている事に満足している状態のワイン好きさんには

うちは、まだまだ 理解できないと思われます。


 

私も20年ぐらい前は、そういったショップ、 ワインで よく散財しておりました。(^^

誰もが通る道なので 否定をするものではありません。


 

ただ ワイン本来の味わいを理解し

本当に飲み続けたいワインの悟りが、開けたら 

お役に立てるかもしれません。


 


 

年齢が、いくつであっても もっと早く気付けば 良かったと思うようです。 


 

 

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