パラスコス　/　アンフォレウス　マルヴァジーア　2019 [3956]

PARASCHOS / AMPHOREUS MALVASIA 2019
イタリア　フリウリ=ヴェネツィア・ジューリア
品種：マルヴァジーア

ナチュラル
醸し系白ワイン（オレンジワイン）

無添加





（以下　インポーター資料より）

手作業で収穫。
全除梗後、ギリシャ産アンフォラ（250l）にて野生酵母のみで発酵。
週に一度ピジャージュしながら約12ヶ月間マセラシオン。
圧搾後更にアンフォラで約6ヶ月熟成。
ノンフィルター、SO2無添加にて瓶詰め。

艶のあるゴールド。
完熟したトロピカルフルーツやバナナ、りんごの蜜などの豊かな果実香と、ミルキーな蜂蜜の甘い香りやシナモンなどのスパイス香。優しい酸味と、ほのかなタンニン、綺麗なミネラル感が全体を引き締め、余韻には、豊かな果実味とともに、優しい葡萄の旨味が長く舌に残ります。


パラスコスはスロヴェニアの国境にほど近いサン・フロリアーノ村に位置する生産者。

オーナーのエヴァンジェロスはギリシャ生まれ。
薬剤師になるという夢のためトリエステ大学に入学。

そこで地元の女性と結婚した後、奥さんの実家であるレストラン経営を引き継ぎ　自家消費用でワインの生産を開始します。

その後、地元コッリオの生産者グラヴナーやラディコンとの出会いにより　エヴァンジェロスのワイン造りに対する情熱が加速し1997年より本格的なワインの生産を開始します。

設立当初は設備も揃っておらず基本的な醸造工程をとっていましたが、
2003年より新しいワイナリーを建設し、グラヴナーたちの提唱する「メトド・ナチュラーレ（自然醸造）」へと切り替え、野生酵母のみでの発酵や、SO2の不使用、または必要最小限の使用（15mg/l程度）での醸造を行います。

また、フリウリ・コッリオにてよく見られる白ワインの発酵の際のマセラシオンも行います。

パラスコスのワインに大きく描かれている円周率で使われる「Π（パイ）」の文字は
エヴァンジェロスの故郷ギリシャ文字の「P」。

パラスコスの頭文字を自身のルーツの文字で表現するとともに、古くから続く自然のサイクルを円に見立て、
パラスコスのワイン造り、そしてエヴァンジェロス自身も自然のサイクルの一部であるという意味も込められております。