ラディコン / RS(エッレエッセ) 2022 [7963]

ラディコン / RS(エッレエッセ) 2022 [7963]

販売価格: 4,930(税別)

(税込: 5,423)

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商品詳細

RADIKON / RS 2022
イタリア フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア
品種:メルロ ピニョーロ

ナチュラル




(以下インポーター資料より)

SasaサシャのRossoロッソ(赤)ということでRSと名付けられたこのワイン。

メルローを主体として、ピニョーロを混醸して造られている。

2014年(ファーストヴィンテージ)は痩せたブドウの年であったため、メルローのマセレーションを短めにして、渋みの強いピニョーロを混ぜたのがこのワイン。
2014年の次のヴィンテージは2017年となり、以降は毎年造られることになった。

収穫時期の異なるメルローとピニョーロは別々に収穫、2週間のアルコール醗酵とマセレーションを行い、圧搾後にブレンド、大樽で12か月間、ステンレスタンクで数か月間、瓶内で数か月間休ませリリース。


ラディコン(スタンコ ラディコン)について:

スタンコのお祖父さんがワイナリーとしての活動を開始します。1980年にワイナリーはスタンコのものとなり、同時にそれまで桶売りをしていたワインの自家ボトリングを開始。自らの名前を冠したワインを世に出すわけですから、より高いクオリティを追求する手法を採用するようになります。
具体的にいいますと、畑では、シャルドネやソーヴィニョンなどの国際的な品種の導入し、この地域では4-5000本/haくらいが一般的だった植樹密度を9500-10000本にまで上げます。

80年代後半から小樽での醗酵・熟成こそがクオリティの高い白を造る為には重要だと考えるようになります。
ワインが”偉大”であるか否かを判断する際に、複雑さや味わいが重層的かどうかが重要であると考えられていると思うのですが、赤ワインのほうが白よりも複雑(偉大)であると、一般的にはほぼ無意識の世界でそういった思い込み(認識)があり、それに疑問を感じた94-95年頃のスタンコ。
加えて、彼の住む土地コッリオは伝統的に白の生産地域、複雑で、なおかつ自然な造り&味わいの白を造ろうと考えた時、
「だったら、赤みたいに白を造っちゃえばいいんじゃね?そもそも、ブドウの皮の色の違いで、造り方が違う事自体変なんだよ。昔は白だってそうやって造っていたんだし、皮ごとの方が醗酵もスムーズに進むはずだし、ますます培養酵母なんかに頼る理由がなくなるじゃんか!」
というわけで95年、リボッラ ジャッラで皮ごとの醗酵を試験的に行います。

白ブドウに長期間のマセレーション、長い樽&ビン熟成、酸化防止剤無添加・・・、彼が行ってきたワイン界の通念(常識)破壊はこれだけにとどまりません。ビン&コルクのサイズまで変えてしまうのです!
750mlの代わりに500mlにしたのは、実にイタリア人らしい発想でした。
「500だったら、2人とかでのビジネスランチでも軽ーく飲める量だろ?で、ディナーの場面でも、2人で白赤750を2本てのはなかなかきついけど、白500赤750だったら難なく飲める気がしないか?」とのこと。
コルクに関しては、良質な天然コルクが今後さらに入手困難になることを想定して(実際に近い将来、需要に供給が間に合わなくなるという話もあります)、コルク業者に今までにない小さなコルクを、それに併せてビン業者にも今までにない小さな口径の瓶を開発してもらいました。